| Poplar>岸田今日子さんとの思い出 |
(岸田今日子さんとの思い出) 岸田今日子さんには、本当に公私ともに可愛がっていただきました。 テレビの番組で枠があるといつも私をお誘いくださいました。「誘われて2人旅」の番組も富良野にいらっしゃっる倉本惣さんに会いに連れて行ってくださり、美しい富良野を楽しみました。草原で突然「ポプちゃん歌いなさい。」といわれ歌いました。しかし、著作権の関係で放映時にはカットになってしまいとても残念でした。 「旅の香り、夢の遊び」という番組の時に再び歌う機会が訪れました。 金沢の不思議なトンネルでしたが、「ポプちゃん、ここはトンネルで響くから歌って。せっかくテレビ番組なんだから自分をアピールしなさい。」といわれたのですが、以前のことを思い出し、「今日子さん、前、著作権でカットになりましたよ。」といったら、「じゃー、ガーシュインなら平気よ。古いし、サマータイムがいいわ!」と、リクエストをいただき歌ました。 ディレクターもスタッフの皆さん、すごくビックリされましたが、喜んでくださり、お蔭さまで、その場面は金沢の夜景の所でオンエアーされ、それを見た方々が連絡をとってくださって今でもファンでいてくださいます。 こうした御縁も、今日子さんが作ってくれたものです。いつも私のこと心配してくださいました。そして、私の大切な理解者でもありました。時々、「今日子さんがいらしたら、どういうかしら?」と思うことがあるのですが、引っ込み思案の私を少し叱りながら、「やるしかないのよ。積極的になって!」と、今日子さんが答えてくれているように思います。 最近、日本語の歌が身近に感じられるようになり、ステージでも皆様に聴いていただく機会が増えてきました。これもきっと今日子さんが、「日本語の歌も歌いなさい。」と言ってくれているのかもしれません。 ポプラの歌う日本の歌を皆様に聴いていただく機会を増やしていければと考えています。 今日子さんの思い出は、2008年にシアターχで「岸田今日子さんの思い出」と題して、岸田今日子さんの作詞した歌を歌い、追悼公演をさせていただきました。 「動物の12ケ月のうた」というプログラムでは、1月から12月まで12種類の動物が登場し、1年の季節の移り変わりを歌にしています。この企画は、いつかまた何処かで出来る機会があれば…と、願っています。 |